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厳島神社 (京都市上京区) : ウィキペディア日本語版
厳島神社 (京都市上京区)[いつくしまじんじゃ]

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、京都府京都市上京区京都御苑内にある神社堺町御門の西側、九条池の中島に鎮座し、「池の弁天さん」と称される。旧社格無格社
== 祭神 ==
市杵島姫命田心姫命湍津姫命宗像三女神を主祭神に、祇園女御を配祀する〔藤田編『京都神社誌』には、倉稲魂神大宮媛命、北野大神、度会春彦、田口達音、島田左衛門を相殿に祀るとある。〕。配祀神は下述するように本来は平清盛の母の霊であったと思われるが、後に著名なその姉(つまり清盛の伯母)の祇園女御に変えられたようである〔出雲路、『上京地域を中心とした歴史的文化財と人物遺跡』。〕。
== 由緒 ==
社伝によれば、安芸国厳島社を崇敬した平清盛が、摂津国兵庫津に築島(経が島)を造成した際に、同島に社殿を構えて厳島社を勧請し、後に清盛の母の霊を合祀したものに起源を持ち、その神社を時期不詳ながら当地へ遷座させたものという。鎮座地は後世九条家の邸宅に取り込まれて同家の鎮守として崇敬されるとともに〔九条家の誰かが邸宅の鎮守とする目的で勧請したという説もある(『京都神社誌』)。〕、池泉廻遊式庭園の1部を構成するものともなった。明治になって九条家は東京へ転宅し、その邸宅も東京へ移築されたが、当神社はそのまま残された〔池畦に建つ拾翠亭も九条家邸宅の遺構。〕。昭和2年(1927年)には社殿が改築されている。
なお現在の景観であるが、当神社が当初から池中の中島に鎮座していたかは不明であるものの、下述する社前の鳥居が移築された明和8年(1771年)には池は穿たれていたので〔、その頃までには遡れる。社前に至る擬宝珠欄干付きの「高倉橋」は九条家移築後に架橋されたものという〔。
== 祭祀 ==
往古は7月15日を祭日としたが〔藤田編『京都神社誌』。〕、現在は6月15日が例祭日となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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